今さら聞けない車検の流れと仕組み

車のことは燃料が無くならない限り無関心という人でも、車検は必ず受ける必要があります。車検は正式には継続検査といいます。新車であれば有効期限は3年ですが、その後は2年ごとになります。フロントガラスを見れば四角形の検査標章が貼ってあるので、有効期限の年と月が確認できます。ではいつから継続検査は受けられるのか?それは、期間満了日の一カ月前からになります。一カ月前に受けても次回までの期限が短くはなりません。仮に有効期限が過ぎていれば、公道は走れません。そんな場合は市役所等で仮ナンバーの申請をします。仮ナンバーの有効期限内は公道を走れますので、その間に継続検査を受ける手順になります。ちなみに仮ナンバーの有効期限は5日を超えてはならないと道交法で規定されています。また自賠責保険が切れていれば仮ナンバー期間でも入る必要があります。

継続検査を受ける時の検査項目とは

継続検査というと車の隅々まで検査するイメージを持つ人も多いはずです。しかし一日に何台もの車を隅々まで検査することは効率的ではありません。そのため通常走行にとって最も重要な箇所を検査員の目視と検査機器で調べます。まず検査コースに入ると検査官の目視により、灯火類やクラクション、ワイパーなど部品およびボンネット内を検査します。その後機器を使用し排気ガス、ブレーキ、サイドスリップ、ヘッドライトの光軸を検査します。最後に車の下廻りを検査官が軽く叩くなどして検査します。時間にすれば数十分程度で終了します。ユーザー車検であれば、これだけの項目をクリアできれば再び2年乗ることができます。ただし、これ以外の部分は検査しないわけですから、車に無頓着な人は検査項目にない点も見てもらえる整備工場に出す方が良いでしょう。

絶対に必要な継続検査のための法定費用はいくら?

継続検査には法定費用といって整備工場の料金体系に左右されない費用があります。先ず自動車の重量によって料金が規定された自動車重量税。年数やエコカー減税対象かで料金が異なります。具体例として軽自動車であれば新規登録から13年未満なら8200円(減税がないものとします)、501~1000kgまでは16400円、1001~1500kgまでは24600円などの区分があります。次に自賠責保険の加入費用が必要です。次回の検査有効期限までの2年分になり、普通自動車で2万5830円です。そして検査手数料が小型であれば1700円、それ以外は1800円となります。この3つの費用の合計が法定費用ですから、どの整備工場に依頼しても必要な費用なのです。これらの他に修理する箇所や整備手数料などが加わり各社の車検費用が産出されます。